出典: Security NEXT – https://www.security-next.com/179065
2025年3Qクレカ番号盗用被害、3年ぶりに100億円を割り込む
2025年3Qクレカ番号盗用被害、3年ぶりに100億円を割り込む
長らく増加傾向を見せていたクレジットカードの不正利用だが、2025年第1四半期にピークを迎えた後、大きく減少に転じている。2025年第3四半期は、番号盗用による被害が3年ぶりに100億円の大台を割り込んだ。
日本クレジット協会が、国際ブランドカードの発行事業者を中心とし、銀行、信販会社、流通関連事業者、中小の小売団体など40社を対象に、クレジットカードの不正利用被害の状況を調査、取りまとめたもの。
2025年第3四半期におけるクレジットカードの不正利用による被害額は約102億円。前四半期の約121億4000万円を下回った。約193億2000万円を記録した第1四半期をピークに減少が続いている。
クレジットカードによるショッピング利用額は33兆5084億円。不正利用の発生率は0.030%で、前四半期から0.006ポイント減となった。利用額の増加に反してゆるやかに減少している。
被害額の内訳を見ると、被害全体の90.8%を占める番号盗用が約92億6000万円。前四半期の約113億3000万円から減少し、100億円の大台を割り込


