出典: Security NEXT – https://www.security-next.com/177894
「Chrome 143」を公開 – 重要度「高」4件含む脆弱性13件に対応
「Chrome 143」を公開 – 重要度「高」4件含む脆弱性13件に対応
Googleは現地時間2025年12月2日、デスクトップ向けに同社ブラウザの最新版となる「Chrome 143」をリリースした。あわせて13件のセキュリティに関する修正を行ったという。
WindowsおよびmacOS向けに「Chrome 143.0.7499.41」「同143.0.7499.40」、Linux向けに「同143.0.7499.40」をリリースしたもの。CVEベースで13件の脆弱性を解消している。
重要度が4段階中もっとも高い「クリティカル(Critical)」とされる脆弱性は含まれておらず、2番目に高い「高(High)」とされる脆弱性は4件だった。
具体的には、スクリプトエンジン「V8」において型の取り違えが発生する「CVE-2025-13630」をはじめ、「Google Updater」や「DevTools」における実装不備の脆弱性「CVE-2025-13631」「CVE-2025-13632」、クレデンシャル情報の処理における「Use After Free」の脆弱性「CVE-2025-1363


