出典: Security NEXT – https://www.security-next.com/178803
WatchGuard製UTM「Firebox」のVPN脆弱性悪用に注意喚起 – 米当局
WatchGuard製UTM「Firebox」のVPN脆弱性悪用に注意喚起 – 米当局
WatchGuard TechnologiesのUTM製品「Firebox」に脆弱性が存在し、悪用されている問題で、米当局が注意喚起を行った。
米サイバーセキュリティインフラストラクチャセキュリティ庁(CISA)は2025年12月19日、「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」に「CVE-2025-14733」を追加した。
同脆弱性は「Firebox」のOSとなる「Fireware OS」に判明した脆弱性。VPNや拠点間VPNにおける「IKEv2」通信の処理に存在し、細工したパケットによってリモートから任意のコードを実行されるおそれがある。
WatchGuardによれば、VPN接続において相手先IPアドレスを限定しない設定で用いたことがある場合、脆弱性の影響を受ける。通信先を固定IPアドレスに変更しても、過去に動的設定を用いたことがあれば影響を受ける。
WatchGuardは、共通脆弱性評価システム「CVSSv4.0」においてベーススコアを「9.3」と評価し、重要度は4段階中もっとも高い「クリテ


