出典: Security NEXT – https://www.security-next.com/178994
約4万件の脆弱性から分析、2025年の危険な「脆弱性タイプ」トップ25
約4万件の脆弱性から分析、2025年の危険な「脆弱性タイプ」トップ25
米国土安全保障省(DHS)傘下でMITREが運営する国土安全保証システム技術開発研究所(HSSEDI)は、直近1年間のデータをもとに脆弱性の動向について調査し、2025年の危険な「脆弱性タイプ」のトップ25を取りまとめた。
同調査では、2024年6月1日から2025年6月1日までに公開された3万9080件の脆弱性における「CWE(Common Weakness Enumeration)」の分類を集計。脆弱性のトレンドをまとめており、対策などに活用できるとしている。
米国立標準技術研究所(NIST)が管理する脆弱性データベース「NVD」における出現頻度や共通脆弱性評価システム「CVSS」の平均スコアをもとに順位付けを行った。「悪用が確認された脆弱性カタログ(KEV)」の登録状況なども参考情報として示している。
従来調査では、「NVD」の慣例に従い130種類の抽象的な「CWE」をもとに正規化が行われていたが、正確性や実用性に欠けるとして今回より廃止。
CVE採番機関や分析者が付与した実際の「CWE」をもとに分析すること


