出典: Cybersecurity JP – https://cybersecurity-jp.com/news/111706
給与支払報告書提出依頼メールを誤送信、事業所のメアドや個人情報漏えいか│長与町
画像:長与町より引用
長与町(長崎)は2025年12月8日、税務課から送信した令和7年分給与支払報告書の提出依頼に関するメールに誤送信があり、送信先となった事業所のうち480件のメールアドレスが外部に漏えいしたと発表した。
長与町によると電子メールは2025年12月4日、令和7年分給与支払報告書の提出依頼に関する通知メールとして、事業所宛てに外部一斉送信されました。ところが、本来は他の宛先が表示されないようにBCCで送るべきところを、誤ってTOのまま送信していた、とのこと。結果、送信先となったメールアドレス480件が漏えい。さらにうち234件については個人情報に該当すると考えられる情報が含まれていました。
長与町は事案発生後、対象事業所へ削除依頼のメールを送付し、謝罪しました。誤送信の原因を送信前のダブルチェックの徹底が行われていなかったとして、BCCの徹底と複数職員による確認体制を義務づけるほか、今後は同種の通知をメールではなく地方税ポータルシステム「eLTAX」を用いて行うことを検討する、と発表しました。


