出典: Security NEXT – https://www.security-next.com/178875
顧客管理システムの開発委託先で侵害 – 日産ディーラーの個人情報が流出
顧客管理システムの開発委託先で侵害 – 日産ディーラーの個人情報が流出
日産自動車は、販売会社が利用する顧客管理システムの開発会社がサイバー攻撃を受け、顧客情報が流出したことを明らかにした。
販売会社の顧客管理システムの開発を委託しているRedHatのデータサーバが侵害されたことが判明したもの。流出したデータに販売会社である日産福岡販売(旧福岡日産自動車)の顧客情報が含まれていたという。
日産自動車によれば、2025年9月26日にRedHatが侵害を検知し、不正侵入対策などを実施。翌月10月3日に同社より報告があり、個人情報保護委員会に対して届けたという。
流出したのは、日産福岡販売で車両購入やサービス入庫をしたことがある顧客約2万1000人に関する個人情報。氏名、住所、電話番号、メールアドレスの一部のほか、営業活動に使用する関連情報なども含まれる。
二次被害などは確認されていないという。問題の判明を受けて日産自動車では謝罪。対象となる顧客に連絡を取り、経緯を説明するとともに注意を呼びかけている。
開発業務を委託していたRedHatが使用していたサーバに関しては、今回流出が確認されたデ


